米国発の金融恐慌が始まりました。全米17位の『シリコンバレー銀行』が3月10日に一日で5兆4,000億円(420億ドル×130円)の預金が引き出されて破綻(取付け騒ぎ)。そして翌週には『シグネチャー銀行』が破綻。『ファースト・リパブリック銀行』も3兆9,000億円(300億ドル)の緊急融資を受けましたが、株価の下落が止まらず破綻する予定です。私は銀行の破綻は来年だと予想していましたが、一年も早く始まってしまいました。JPモルガン銀行、バンクオブアメリカ(バンカメ)などの大銀行まで危ないという噂が出ています。 トランプ元大統領はシリコンバレー銀行の破綻について1929年のアメリカ大恐慌よりもはるかに大きく、強力な大恐慌が起こるだろうと言っています。その証拠は、銀行はもう既に崩壊し始めているからとコメントしています。アメリカの地方銀行で始まったこの銀行危機はさらに大きな金融危機の始まりであり、金融だけでなく通貨制度、経済、政治をひっくり返した1929年の大恐慌よりはるかに大きくて強力な大恐慌の始まりだと言っているのです。 もう大変ですよね。私は資産づくりの先生もしていますから(ゴールドトラスト(株)の100億円倶楽部)これらの危機は既に織り込み済みでしたが一年早く始まってしまったな、というのが実感です。2024年9月を起点にして『世界大恐慌』は必ず起こるというのが私達の考え方ですが、その時に私達はどうすればいいのかについてももう3年以上前から研究して準備していました。 そして私の行ったことは(1)2022年12月末に全ての『アメリカ不動産』(テキサス24世帯)を売却して処分しました。アメリカは今既に30年固定の住宅ローンは7.6%金利になっていますから、不動産市場はもうすぐに崩壊します。今回の銀行破綻を含めて、私はギリギリのところで逃げることができたということです。ついでに不動産の値上り益と円安の135円で不動産は買った時(2018年)の2.2倍で売れましたから、私の資産形成は成功でした。 次に(2)はアメリカの『ドル崩壊』も予定に入れています。すると円もおそらく崩壊でしょう。ドルも円も、もう逃げ道がありません。だから私は苦肉の策で金(ゴールド)を大量(75kg)に購入しました。何故金を買ったのでしょうか。それは金は世界標準価格でいつでも売れるので、円やドルのように為替のリスクがないからです。今までの世界の常識はソ連邦崩壊(デフォルト)の時でも、アジア通貨危機でも、南米アルゼンチンでもブラジルでも、アメリカドルを持っていた人が生き延びました。しかし今回はドル崩壊が私の予定ですので、ドルに逃げ込めないのです。 (3)次に大恐慌で大事なことは『土地建物』の私達の資産はどうなるのか、多額の『借金』はどうすればいいのかの私の予定をお話しします。単純明快に土地は不況で大暴落、建物はインフレで大高騰でプラスマイナスゼロ。家賃は生活費ですから変わらない。家賃が入れば借金は返せる。これで終わりです。心配はいりません。 (4)さてでは最後に一番恐ろしい私の予定のお話です。『1ドル1円』になります。今のドル135円はなにかの間違いです。ビッグマック指数(日本で100円のビッグマックがアメリカで2ドルで売られていたら1ドル50円)ではドル55円でこれが正しい。この流れのドル安のドル崩壊でドルは10円まで下がります。そのあと日本は通貨単位の切り下げ(リデノミ)をして100円は10円になりますから、1ドル10円は1ドル1円の為替になる予定です。もう誰にも理解不可能な通貨の変動と崩壊で大混乱ですね。(私の予定と予測) しかし悪賢い人達(官僚)が少しいます。通貨単位変更で日本の財政赤字の1,500兆円は150兆円になって、日銀の国債引き受け額は800兆円が80兆円ですね。そして日本はアメリカとも1ドル1円で対等に渡り合えるのです。国民は塗炭の苦しみ。国だけが生き延びる『焦土作戦実行』の時なのでしょうね。(ア~ァ…)
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