それは『自然エネルギー』の住宅なんですね。

自然とは不思議なものです。


皆さんもそう思われますよね。
だって太陽は自然だし、地球だって自然にいつの間にかできてしまっていて、私達はその地上で生活しています。

 そして今はもう原子力発電の時代ではなくて、太陽光発電や風力や水力発電の時代です。
アインシュタインの開発した原子力は原子爆弾の何万発かには製造されましたが、やはり発電には危険すぎました。自然エネルギーの太陽や風や水の方がずっと良かったということです。


 自然の空気や水や土や木や植物などの持つ良質なエネルギーを使って『住宅』ができないのでしょうか…。自然をそのまま利用するだけでなく、そのエネルギーを増巾させたり、変換させたりできれば素晴らしい住宅ができそうな気がして…。私は今この『自然エネルギー住宅』である『近未来住宅』の研究と開発と実現に努力しているところです。

 自然と相対的な立場にいるのが住宅で言えば化学製品で作られた『新建材』です。ホルムアルデヒドなどの有害な物質が多く含まれています。しかしそれでも早くて安くて丈夫な新建材は現代の住宅建築には非常に多く使われています。90%が新建材で作られているのが今の住宅なのです。原子力発電と同じですね。いつかはきっと新建材はやめましょうとなるはずです。


 怖いお話を1つ言いますと、日本の住宅には必ず使われている新建材の『プラスターボード』(クロス貼りなどをして部屋を作るための下地材)は何からできている新建材なのかご存知でしょうか。

建築業者でも知りませんから素人の皆さんは知らなくて当然です。
それは危険な産業廃棄物で作られています。コンビナートの工場の煙突からは有害物質が出るので、それを浄化するために高価な純粋石灰が輸入されて使われています。それを煙突の中に入れて浄化するのですが、真白い石灰が真黒になって出てきます。それを廃棄物として無料でもらってきて漂白して白くして作って売っているのがプラスターボードなのです。


 早くて安くて丈夫な新建材は大体こんな感じで皆様の家を建てるために日本中に流通しています。

はい、私もメーカー表示や国交省基準の『害はありませんよ』を信用してたくさん使っていましたが、しかし今は少し止めようと考えて決心しています。それが自然エネルギー住宅を作る出発点になっているとご理解ください。


 これらの日本の住宅の問題点に気がついたのは、私が『世界一住宅』を作りたくて、その前に『世界標準の住宅』とは何かを調べていた時でした。ドイツ断熱の基準や電磁波の制限があることを知った時です。日本の住宅はやはり欧米と比べて『東南アジアの後進国』と同じ低いレベル(基準)の住宅であることが分かりました。そして『日本一住宅』を私は作っているんだと豪語していましたが、それでは駄目で、私のレベルの低さに愕然としてしまいました。


 だから今真剣に『世界標準の住宅』を作ろうと努力しています。

是非一度、4月24日(土)にオープンするアサヒグローバルの岐阜店の『4つのモデルホーム』を見てください。見た目だけでは建築の専門家でもわからないところにこの『世界標準』や『自然エネルギー住宅』の施工がされています。そして私は勝手にお客様には何も言わずに施工していますので、その費用はいただきません。まあ実験研究段階ですね。


 しかし2022年からは工事費をいただいていきたいと思っています。『自然エネルギー住宅』『近未来住宅』にご期待ください。
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