あの1929年のウォール街の株価暴落で始まった『世界大恐慌』は、1939年に始まった第二次世界大戦を引き起こすほどの混乱の始まりでした。
1930年代は、世界中の国々で借金が積み上がり、貿易戦争が勃発。
景気が悪化してそれが原因で軍事的な対立にまでつながったのです。
何か今の状況と似ています。
コロナ禍でアメリカは『670兆円』の財政支出。
取引実態のない『融通手形』を持ってくれば、FRB(米連邦準備制度理事会)は無制限に購入して、全て現金にしてあげると言っています。
闇金融の世界が始まりました。そしてFRBは米国債を無制限に買い入れると発表しています(3月15日)。これでアメリカの借金はGDP2,200兆円の『200%』に達するでしょう。日本も同じです。コロナ対策で『230兆円』を支出しています。
これで日本はGDP470兆円の『237%』の借金になってしまいました。
そして『米中貿易戦争』の真最中です。
中国も借金漬け。
レバノンが債務不履行。
インド、トルコ、インドネシアも崩壊。
ドイツ銀行も倒産と言われていますし、インドの銀行大手も破綻しました。
全日空も国の支援がなければやっていけませんし、ドイツのルフトハンザも破綻で国が3兆円の資金を出しています。
冷静に頭を冷やして考えてみると『新世界大恐慌』は必ず来ると私は考えています。
私は、2025年にこの世界大恐慌は必ず来ると考えて、今できる限りの全ての準備を実行しているところです。
もし来なければ、それが一番いいことですが、私はいつも通り、『最悪』を考えて準備しているところです。
皆さんはどうしますか…(?)
悪いことは考えないようにするのか、最悪を考えて準備するのか…。
私はそもそも悲観的なネクラな人間ですから、絶対に必ず最悪の世界大恐慌に備えて、今年から5年間、『最優先で準備』することにしました。
悲壮な覚悟と決意です。
人から見ればバカな奴だと言われても私は絶対に実行いたします。
2025年に起こるであろう世界大恐慌のシナリオは大きくは3つです。
(1)アメリカ国債の暴落とドルの崩壊
(2)日本円の通貨のデノミ(1/10)(1,000円は100円)と預金封鎖。
(3)中国(14億人)を中心とする、イスラム(17億人)ロシア(1.5億人)の新基軸通貨の創設。
さてどうしますか…(?)
当然、世界中の株価は暴落と、国債暴落で金利は上昇。
ハイパーインフレで物価は5倍、10倍になるでしょうね。
世界中の国民は塗炭の苦しみの中で、特に日本人は人生で最悪の危機を体験することでしょう。これ以上の苦しみはないと思います。
さて私はどうするのか。
私には守るべき大切なものが2つあります。
1つは3社で1,400人の社員と200億円の売上。
2つ目は、大切な家族と家族のファミリーカンパニーです(4社・120億円相当)。
さてどうすればこの2つは世界大恐慌の中でも守り切れるのでしょうか。
確信はありませんが、ヒントを申し上げると、
(1)会社は必ず生き残ること。生き残って生存すれば、自然に発展します(競合他社が居なくなるので)。そのためには最低50億円か100億円の現預金を持つことです。
(2)円もドルも紙クズになるので、それ以外のものを持つこと。それは金しかありませんね。しかし日本国内ではダメです。海外の倉庫に鉱物資源として持つべきです(これで円とドルを含めて全ての為替リスクがなくなります)。
(3)借金はデノミで1/10になりますから、できるだけ多額の借金をすることです。この借金をレバレッジにして、世界大恐慌でも値上りする資産に投資することです。
さてこれらの私の考えは異常だと誰でも思うのでしょう。
しかしそれは間違いです。
何故なら、新世界大恐慌は必ず来るのですから…。
皆さんも必ず来ると思って準備してください。お願いします。