国土交通省は9月12日、平成25年度分の住宅着工統計における再建築状況の概要を発表。
賃貸住宅の建て替えが活発に行われていることが、明らかになった。
再建築前の除去数は、7万8857戸、再建築後は10万3406戸。
そのうち、再建築前の貸家は、92.9%が貸家として建て替えられ、持ち家になったのは2.6%。
その一方で、再建築前が持ち家だったもので、貸家に建て替えられたのが28.4%、用途が変わらず持ち家のままだったのは67.6%となった。
つまり、持ち家から貸家に建て替えているケースが増加し、再建築後の戸数が増えているといえる。
特にその傾向が強かったのは、一都三県。
再建築前の持ち家から再建築後を引くと、戸数は3068減で、再建築後の戸数割合比は0.85倍にしかならない。
この数値は全国の0.9倍を下回っている。
対し、貸家戸数から再建築後の貸家戸数を引いた数は、1万6244戸で、再建築後の戸数比は2.9倍。
全国での2.41倍よりも0.51倍大きい。
「市場全体として、賃貸への建て替えが増えている状況」(大和ハウス工業)。
「相続税改正前の追い込みで、6月以降に、建て替え受注が加速するのでは」(生和コーポレーション)との声も上がっている。





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