静岡県熱海市で熱海温泉病院(医療療養113床)などを経営する医療法人社団翔健会(西田佳史理事長)が東京地裁に破産申請し、10日付で保全管理命令を受けていたことが分かった。東京商工リサーチによると、負債総額は24億4700万円で、これに加えて診療報酬の不正受給の返還額が20億円以上あるという。職員は3月末で全員解雇され、病院は閉鎖の予定。熱海保健所によると、14日時点の入院患者は53人で、このうち約20人の転院先が決まっていないという。

 東京商工リサーチなどによると、翔健会は1992年4月の設立後、熱海温泉病院の経営を引き継いだ。2003年夏に新病院を建設し、熱海温泉クリニックや介護施設「長寿苑そよ風」も経営したが、山間部にある同病院の外来患者数が伸び悩み、病院建設などに伴う借入金が重くのしかかった。
 同病院は11年1月、約4億3000万円の介護報酬を不正受給していたとして、院内の介護療養型医療施設57床について、静岡県から介護保険法に基づく指定取り消し処分を受けた。この処分が発端となり、東海北陸厚生局静岡事務所が監査を行った結果、06年7月から11年1月までの間、看護師数の水増しによる入院基本料の請求で、約20億円に上る診療報酬を不正受給していたことも発覚。同年3月時点で、約1億7820万円の債務超過に陥っていた。

 熱海保健所によると、熱海・伊東医療圏には、同病院以外に療養型病院が4施設(合計275床)あるが、いずれもほぼ満床の状態。熱海温泉病院では、静岡県沼津市や神奈川県などで転院先を探しているという。
とCBニュースが報じた。

私の過去のブログでも不正請求は報じてきたが、いつも疑問に感じているのが、なんで不正請求はなくならないのか?虐待はスタッフの資質の問題と、事業者側の意識の問題であるが、不正請求は完全に「経営陣」の問題だろ!!と強く思う。

当然ながら、「訪問系」以外は売り上げの天井がある。
しかし、不正請求はいけないこと。天井があるが、「売り上げを上げる方法」はある。
まじめに売り上げを上げて頂きたい。私の持論は介護は「ビジネス」である。
当然、適正利益を上げる必要がある。でないと職員の処遇改善なんて夢物語で終わる。

今年は、介護保険法改正もあるので、「コンプライアンス管理・職員処遇改善」の指導を強化していく
方針です。
ご相談はお気軽に!!

個人的に熱海は大好きなので非常に残念・・・・・
async




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