那覇市の陸上自衛隊駐屯地の土地の一部について、
所有権確認訴訟が起こされたようです。

1918年に相続した土地のようですが、戦争で台帳が焼失。
で、戦後の登記簿には知らない人が所有権者に!

県もこの人の確認ができなかったんでしょう。
軍用地料は保留されていたことは救いですね。

戦後のドサクサで混乱があったことはやむを得ない面もあります。
あとは、事情を知っている方がご存命の間に解決してほしいですよね。


【陸自の土地「所有者は自分」 那覇の男性、確認求め提訴】

 陸上自衛隊那覇駐屯地(那覇市)内の一部の土地について、那覇市の男性(78)が12日、国や沖縄県に所有権確認などを求めて那覇地裁に提訴した。土地は別人の名義だが、男性は「戦後の混乱で誤記された。(名義人は)実在しない」と主張。本当の所有者は自分だとして、これまでの軍用地料相当額として、約3300万円の賠償も求めた。

 訴状などによると、問題の土地は駐屯地内の約400平方メートル。1918年に祖父から相続したと男性は父から聞いていたが、沖縄戦で地籍をあらわす台帳などが焼失。戦後は米軍基地になり、本土復帰後は自衛隊が使っている。軍用地料が払われないことを不審に思って調べると、戦後の登記簿には知らない人物が所有者として記載されていた。

 男性側はこの人物について調べようとしたが、住所として登記されていたのは男性が所有する別の土地。那覇市役所も居住の実績はないと回答し、軍用地料もこの人物には支払われずに県が預かっていることを確認。「登記上の人物は実在しない」と訴えている。

 男性の代理人の弁護士は「所有者がはっきりしないまま基地として使われている土地は、沖縄にはかなりあるはず。国や県は解決を図るべきだ」。県や沖縄防衛局は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。(泗
(3月12日 朝日新聞デジタル)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140312-00000038-asahi-soci


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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