日本法規情報株式会社が、相続トラブルに関する調査結果を発表しました。

これによると、親族関係が悪化している人のうち、
「修復する可能性はある」と答えたのが41%。

一方で、
「修復する可能性はない」が22%、
「修復するつもりがない」が19%、
「修復したくない」が7%・・・_| ̄|○

「修復したいとは思っている」を含めると、
6割の方々が、もうダメだと思っているわけですね。

やはり、何と言っても相続は、モメないことが最優先。
円満相続対策は、親の最後の務めですよ。


【約6割の人が「険悪になった親族関係は修復できない」と思う】

 日本法規情報株式会社は、同社運営するサイト『税と法律の相談窓口案内 相続・遺言手続き』『法律相談窓口案内 成年後見手続き』『高齢者・老後・シニアライフ税と法律の相談窓口案内』の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、親族間トラブルに対する意識調査を行い、「相続問題とその現状」について発表した。

 今回、「親子関係の確執」が浮き彫りとなった際にその関係性は修復可能なものなのか、アンケート調査を行なったところ、親子間に何らかのトラブルを抱えていると答えた人のうち、その悪化の原因として「精神的な苦痛を味わったため」と答えた人が1位で20%、2位が「親(もしくは子)と性格が合わない」の19%。続いて「金銭問題」が18%、「子ども時代のトラウマ」が12%、「親が好きになれない」が12%、「他の兄弟との差別を感じる」は8%、「介護問題」が6%「親族問題」が5%と続く結果となった。

 そこで、「親子関係が悪化している」「親族関係が悪化している」と回答した人に「悪化した関係性を修復出来ると思うか」について聞いたところ、「険悪な親族関係は、もう修復できない」が約6割という結果に。相続問題、金銭問題、介護問題を巡り、ひとたび親子間・兄弟間にひとたび亀裂が入ると、大抵の場合泥沼状態になり、解決の糸口が見出せなくなるというのはよく聞く話。調査の結果をみると「修復する可能性はある」と回答した人は41%にとどまり、続いて「修復する可能性はない」が22%、「修復するつもりがない」が19%、「修復したいとは思っている」が11%、「修復したくない」が7%という結果となった。また、48%が『険悪になってしまった親族関係の修復は困難である』と考えている結果が明らかになった。

 親族だからこそ感情的に対立し非常に険悪な状態に陥ってしまうと、なかなかお互いに接点を見出そうとする努力をしなくなってしまいがち。そして、結果的にこれが致命的な確執となってしまうことがある。以上のような親族関係の悪化については、様々な要因が指摘されるが、このような状況に陥らないために事前に対策をとっておくことは可能だ。

 例えば、親族間トラブルの大きな要因とされている相続問題は、生前に相続対策をとったり、遺言書の作成を行ったりすることによって、大きな親族トラブルに発展するのを回避出来る場合がある。また、介護問題については、親が元気なうちに介護資金、子供たちへの負担等話し合っておくことで、いざという時に慌てることは少なくなる。

 事前の対策や話し合いについても親族間の話し合いだけでなく法的視点をもった法律家にアドバイスを受けることによって、関係者が納得しながら円満に話し合いが進められるという利点がある。例えば、弁護士がそれぞれの言い分、事情を聞き出した上で、その妥当性を検討し、アドバイスや交渉を代行することにより、より納得のいく解決が可能となる場合は多々あるということを覚えておきたい

有効回答数:1407人(男性:565人 女性:842人)
アンケート期間:2013-12-20~2014-1-18
(1月26日 @DIME)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140126-00010005-dime-soci


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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