昨日、相続トータルコンサルタント勉強会を開催しました。

テーマは、「税制改正その内容と対策」。
講師は、税理士法人WEST BRAINの藤原由親税理士です。

タイミングが合ったのか、久しぶりの大入り満員。
遅れてこられた方は、席が無い状態でした。(^^;

藤原税理士曰く、今回の税制改正を一言で言うと、
「ガス抜きとパー券」。

ガス抜きってのは、消費税増税のバーターともいえる相続税増税。
相続税の最高税率を上げても税収の増加は2000万円程度。
消費税は1%上げると2兆円増えるんだから、
大衆の怒りの矛先をそらす必要があるわけですね。

パー券ってのは各業界に配慮(?)した各優遇税制。
生命保険の非課税枠もそのままになりました。
参院選に向けて、敵は作れない・・・(^^;

個人増税・法人減税の流れの中、
今回の税制改正で大きく動きを変えることはそう多くありません。

ただ、建物の消費税についてはちょっと注意が必要。

建築工事の請負契約において、
平成26年4月以降の引き渡しは消費税8%に。

ところが、平成25年9月30日までに契約を締結すれば、
引き渡しが上記を超えても5%のままという経過措置が!

特にアパ・マン建築をご検討の皆さん、
タイミングを逸しないようにしてくださいね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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