国税庁が、令和5年分の路線価を発表しました。

全国平均は、前年+1.5%で2年連続の上昇。

最高額は、東京都中央区銀座五丁目。4272万円/㎡で前年+1.1%。
大阪では、大阪市北区角田町。1920万円/㎡で前年+1.3%。

ミナミも下げ止まりました。

大阪市中央区心斎橋筋2丁目は、1416万円で前年±ゼロ。
昨年は▲10.6%でしたから、ひと安心と言えますね。

ただね、ご承知の通り、路線価は1月1日時点の評価です。

入国時にワクチン接種証明書などの提示が不要になったのは4月29日。
来年はさらに上がりそうですよね。

あなたの相続税対策は大丈夫ですか?


【路線価、2年連続上昇 コロナからの回復傾向鮮明に】

国税庁は3日、相続税や贈与税の算定基準となる令和5年分の路線価(1月1日時点)を公表した。全国約31万6千地点(標準宅地)の平均変動率は前年比で1・5%のプラス。新型コロナウイルスの影響が薄まった昨年に続き、2年連続で上昇した。コロナ禍による入国制限が撤廃されるなど、商業活動の再開が反映された格好で、回復傾向が鮮明になった。

都道府県別の変動率をみると、上昇したのは25都道府県。トップは北海道の6・8%だった。北海道新幹線の延伸への期待感や、札幌市の再開発事業が要因とみられる。商業地が活発化した福岡(4・5%)、宅地の需要が高まっている宮城(4・4%)が続き、東京や沖縄でも3%を超える上昇率となった。

下落したのは20県で、下落率が最も大きかったのは和歌山の1・2%。下落幅は福井(1・0%)を除き、いずれも縮小した。四国は全県で下落したが、いずれも下落率は1%未満にとどまった。

都道府県庁所在地の最高路線価は、全体では上昇が昨年より14都市増えて29都市となった。トップは商業地の再開発が進む岡山市北区本町の市役所筋(9・3%)、次いで札幌市中央区北5条西3丁目の札幌停車場線通り(8・4%)。

路線価の全国1位は38年連続で東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居(きゅうきょ)堂」前の銀座中央通りで、1平方メートル当たり4272万円(前年4224万円)だった。

全国524ある税務署別の最高路線価をみると、上昇率が最も高かったのは福岡県久留米市東町の西鉄久留米駅前通りで、19・1%だった。

東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に設定された地域は、「算定困難」として価格をゼロとしている。
(7月3日 産経新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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