昨日、相続トータルコンサルタント勉強会を開催しました。
テーマは、「相続時に発生する『家じまい』」。
講師は、株式会社スリーマインドの屋宜明彦さん。
遺品整理専業で10名超の従業員を擁する業界のトップランナーです。
コロナ禍で、遺品整理業界にも変化があるんだって。
たとえば・・・
・おうち時間を楽しくするため、お片付けがブームに。
→ある行政ではクリーンセンターがパンクしたんだとか・・・(^^;
・芸能人の死亡ニュースなどから、生前整理に取り組む方が増加。
・消臭消毒ニーズ増。
→ただ、屋宜さんはその仕事は受けなかったんだって。
不要不急の現場で万が一にもスタッフが感染すると、
本当に困っている高齢者のお手伝いができなくなるから。
・リモート見積り。
→ひょんなきっかけで高齢者にLINEの使い方を教えてあげたら、
リモートで見積りが来た!
・延期・キャンセル増。
→これはめちゃめちゃ痛い。とのこと・・・
一方、コロナ前から変わっていないのは、
「遺族が困らないように」の想い。
モノを減らしておいてあげたい気持ちはあるけど、
現実には自分で整理できないんですね。
感情面で「捨てられない」のと、
自治体によっては分別が細かすぎて挫折・・・_| ̄|○
でも、年間680件の家じまいを受けている屋宜さんの経験では、
生前整理が終われば皆さん笑顔になっているんだとか。
「いつかは片付けないと・・・」と思っている方は、
勇気を出して連絡してみてはいかがですか?
土地家屋調査士 大阪 和田清人