南都銀行が、法隆寺や金峯山寺と遺贈寄付の協定を結んだそうです。
遺言代用信託サービスの一環。

遺贈寄付そのものは目新しいものではないのですが、
さすが奈良!

「文化財保護」に尖がらせれば、メディアが拾ってくれる。
マーケティングのお手本ですね。


【自分の遺産使うなら…世界遺産保護に 南都銀、法隆寺などと協定】

 世界遺産の保護に自分の遺産を使ってほしい――。南都銀行(奈良市)は、亡くなった後の財産の一部を寄付し、文化財保護に役立てる取り組みを始めた。遺言代用信託と呼ばれる制度を活用するもので、寄付の送り先として3月31日、宗教法人の法隆寺(奈良県斑鳩町)や金峯山寺(同県吉野町)と協定を結んだ。南都銀によると、寺社との締結は珍しいという。【久保聡】

 遺言代用信託は、生前に財産の一部を金融機関などに託し、死後、法定相続人ではない団体に信託金が支払われる制度。遺言書の作成などは必要なく、信託金の上限額はあるものの、利用しやすい。

 利用者が託せる財産は100万~300万円で、寄付の希望先は法隆寺か金峯山寺のどちらかに限られる。死亡時に法定相続人が南都銀に連絡すると、信託金が事前に決めておいた希望先に支払われる。南都銀は「自身が住む地域の文化財保護に遺産を使ってほしいという人を支え、SDGs(持続可能な開発目標)の推進にもつなげたい」としている。

 遺言代用信託を導入する金融機関は増えており、寄付先は多くが市町村など地方自治体となっている。南都銀も30以上の奈良県内の市町村と協定を結んでいるが、自治体以外との締結は初めて。

 二つの寺との協定に合わせ、県立医大(橿原市)▽県社会福祉協議会(同)▽奈良先端科学技術大学院大学(生駒市)とも協定を結び、教育や福祉に役立てるという。
(5月6日 毎日新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/54ba6148e0bbd5d88b32ae68d401ddfb19c25cda


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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