三菱UFJ信託銀行が、「遺言と相続に関する実態調査」を行いました。

親の5割が、「子どもに相続財産を全く明らかにしていない」。
その理由として、
 1位:子どもが相続財産をあてにするのは好ましくない
 2位:相続財産の話をする時期ではない ・・・と続きます。

他方、相続経験のある子の4割が、「相続財産の額を全く把握していなかった」。
親と話をしなかった理由として、
 1位:話をするきっかけがなかった
 2位:親の死を前提とした話をしたくなかった
 3位:話をするほど遺産を持っていると思わなかった ・・・と続きます。

う~ん、よそ行きの回答が並んでますね・・・(^^;

でも、いいお知らせもあります。
1割の親は、「子どもの間で相続額に差をつける」つもりのようですよ。

理由は、
 1位:普段からコミュニケーションを取ってくれる
 2位:身の回りの世話をしてくれる

そりゃそうでしょ。
親の愛情は平等でも、それに応える子の姿勢には差があるわけです。

プラス財産だけ均分相続なんていう今の民法が浮世離れしてるんですよ。
「平等」は「公平」じゃないということが、もっと周知されればいいですね。


【相続法が約40年ぶりに改定、遺言と相続に関する実態調査】
自分の子どもに財産を完全に秘密にしている人がなんと53%も!相続経験者の平均相続金額は2,114万円と判明。
1割以上が「子どもへの相続の割合に差をつける」と回答、決め手は毎日のLINEにあり!? 年末年始は家族が集まって相続に関して話し合うチャンス!

 三菱UFJ信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:池谷幹男)は、年末年始に家族が集まる機会が増えるのを前に、家族間で相続について改めて考えてもらおうと、相続検討者(50歳~69歳の全国の男女)、相続経験者(30歳~59歳の全国の男女)計900名を対象に、インターネット調査(楽天インサイト)を通じて「遺言と相続に関する実態調査」を実施いたしました。

 今回の調査では、相続検討者の半数以上が、子どもに対して相続財産を全く明らかにしていないという実態や、「子どもへの遺産配分割合の決め手」が毎日のコミュニケーションにあること、相続に関する考え方などが明らかになりました。
(12月26日 PR TIMES)

土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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