京都地下鉄九条駅近くの銭湯「九条湯」が、
レンタルスペースとしてよみがえったそうです。

昭和初期の建物で、唐破風屋根や格天井があったけど、
10年前に廃業して空き家のままだったんだって。

路地裏という立地のハンデは、「人々が目的を持って訪れる場所」という
コンセプトでクリアしたってわけですね。

昭和のアイテムも残っているようですよ。
京都でイベントを行う際に使ってみたいですね。


【昭和の銭湯、レンタルスペースに改装 京都・九条湯】

 京都市南区東九条中御霊町にあった銭湯「九条湯」が、廃業から10年を経て今秋、レンタルスペースに生まれ変わった。特徴的な外観や内装、浴場など昔懐かしい銭湯の雰囲気をほぼ残して改装した。関係者は「かつて地域の社交場だった場所。地元住民や観光客など誰でも気軽に訪れてもらえる施設にしたい」と話している。
 九条湯は昭和初期に開業。唐破風屋根や格(ごう)天井が目を引く木造建築で、地域住民に長く親しまれたが、2008年に廃業した。
 15年に現在の大家が建物を父親から相続。しかし、銭湯として再オープンするには体力、費用の両面で厳しく途方に暮れていたところ、知人を通じて、空き家の再活用を手掛ける「猪(いの)べーしょんハウス」(伏見区)に話が伝わった。
 京都駅に近いものの路地裏にある立地が課題だったが、同社代表の猪飼直之さん(46)は「人々が目的を持って訪れる場所にしたら面白そう」と可能性を感じ、イベントスペースとしてよみがえらせることにした。
 17年末から本格的に改修工事を開始。男湯は意匠をほぼそのまま残した一方、女湯にはバーカウンターや厨房(ちゅうぼう)、カフェテーブルなどを設け飲食のイベントに使いやすいようにするなど、目的に合わせて用途分けした。貫表記の体重計やお釜形のヘアドライヤーなど哀愁感を漂わせる物品も残っており、和の雰囲気を堪能できる空間になっている。
 猪飼さんは「貴重な建物なのでさまざまな人に見てもらいたい。誰もが参加できる開かれたイベントを行う人に借りてもらえたら」と呼び掛ける。男湯と女湯、2階の和室4部屋も借りられる。
(10月8日 京都新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181008-00000016-kyt-l26


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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