水曜日、相続トータルコンサルタント勉強会を開催しました。
テーマは、「民法改正とこれからの相続対策のポイント」。
講師は、川村常雄司法書士です。
相続に関する改正点の主なものは、こんな感じ。
①配偶者の居住権の保護
②寄与分制度の見直し
③自筆証書の方式の見直し、保管制度
④預貯金の可処分債権の扱い
①と②については、残されたお母様の生活や、
献身的に介護した長男のお嫁さんなどに配慮した形になっていますが・・・
相続「税」を考えなければならない方々は、ちょっと注意が必要です。
たとえば配偶者居住権。
自宅を子どもが相続してお母様がそこに住むと、小規模宅地の特例がパーに・・・_| ̄|○
お嫁さんへの特別寄与料についても、
現行法なら相続税は2割加算・・・
2022年の施行に向けて、これから細かいところが詰められていきますが、
最新情報にアンテナを張って、「損する人」にならないようにしてくださいね。
土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)