田辺市の、「不良空家等除却補助金」第1号の解体が始まるようです。

この制度、今年の6月に予算化されて、すでに問合せが23件あるんだって。
解体希望が13件あるけど、予算オーバーで2件は来年度以降に持ち越し・・・

実は私たちも、昨年の年初から、山間集落での相談を1件受けていました。
こんな感じ。モロに「危険な空き家」です・・・(^^;
(image)  (image)

更地渡しで200万円なら引き取ると言う方が現れたのですが、
道が細く、トラックや重機が入れないため、解体見積もりが250万円・・・_| ̄|○

この差額が出せないために頓挫していましたが、
補助金が使えたので前へ進めることができました。

近日中に解体工事がスタートすると思います。

このままじゃ、土地がかわいそうですもんね。


【危険な空き家解消へ 田辺市、補助第1号の解体始まる】

 和歌山県田辺市の補助制度を使った初の空き家解体工事が11日、同市新庄町で始まった。制度は倒壊の恐れがある危険な空き家の解消が目的。解体費について50万円を上限に3分の2を補助する。本年度は11件の補助金交付を決めている。

 2015年5月施行の「空き家対策の特別措置法」を受けた対策。今年6月に予算化した。対象は1年以上未使用で、倒壊の危険や衛生上問題がある物件。市が「不良空き家」と認定した物件を、所有者が解体する際に補助する。

 市建築課によると、今年6月30日から10月10日までに、空き家撤去に関する問い合わせが23件あった。うち、16件を「不良空き家」に認定。解体希望は13件あるが、予算額(500万円)を超えるため、2件は来年度以降に持ち越した。

 解体中の建物は、木造2階建ての住宅(67・91平方メートル)。屋根が崩れ、1階もその重みでゆがみが生じている。所有者は県外におり、10年以上空き家になっているという。

 地元区、橋谷町内会長の大木原忠司さんは(74)は「危険な空き家が気になっていた。市の補助制度はありがたい。撤去には所有者、近隣住民の話し合いが必要になる。地域の安全のため互いに協力してもらいたい」と話している。

 市建築課は「制度を設けたことで、不良空き家の掘り起こしも進んだ。今後、相続などで空き家が問題になる事例が増えるはず。補助制度を有効に活用してもらいたい」と話している。
(10月11日 紀伊民報)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00341143-agara-l30


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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