セミナーのオファーをいただいたので、相続税の推移を調べてみました。
ご承知の通り、
平成27年分の相続税の申告状況は、
課税対象者が前年比83%増の10.3万人。
1人当りの相続税が28%減の1758万円という結果。
「裾野が広がったので、1人当りの税額は減ったよね。」でスルーすることに
モヤモヤ感を感じていたんです。
で、遅ればせながら、課税価格別の人数と税額を拾ってみたんですよ。
(image) 結局、1億円以下の方々が激増しただけ。
むしろ、1億円超の方々については、1人当りの税額が、
平成26年の3312万円から平成27年は3927万円に大幅アップ・・・_| ̄|○
なんだ、やっぱり増えてるじゃん・・・
基礎控除が引下げられた分は、まるごと課税財産に上乗せですからねぇ。
やはり、従来から課税対象だった方々へのアドバイスの方が
重要だということが数値化できました。
方針は間違っていなかった!
スッキリしました。(^^;
土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)