いわゆる「都市農地」の宅地政策が転換されるようです。
農地として維持する方向だって。
素案のポイントは、
・安定的な担い手確保
・「宅地化」を転換、「農地」として保全
・税負担の軽減や補助金を検討
結局、駅前の田んぼは残るのね。
はたして、吉と出るか凶と出るか・・・(^^;
【「都市農地」維持へ税軽減…政府計画素案】
政府が今春に策定する「都市農業振興基本計画」の素案が18日分かった。
市街地やその周辺にある「都市農地」について、宅地化を進めてきたこれまでの政策を転換し、農地として維持しやすくする。固定資産税や相続税の負担を軽減するほか、新たに農業を始める人などへの補助金も検討する。
都市部で農業の担い手を確保したい考えだ。政府は4月にも同計画を閣議決定する。
都市農地は、バブル景気による地価高騰や宅地需要の高まりを受け、1991年度以降に課税が強化された。首都圏など3大都市圏の多くの市では、固定資産税が宅地並みになるなどしたため、農地を宅地に転用する人が増えた。都市農地の面積は、1993年の約14万ヘクタールから2013年に約8万ヘクタールに減った。
(1月19日 読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160119-00050056-yom-bus_all土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)