金曜日、SGお初天神の勉強会を開催しました。
テーマは、「脱サラ47年 資格武装で生涯現役」。
講師は、株式会社リビングサロンの三幡輝男社長。
過去に
相続塾でもお話を聞かせていただいた方です。
この三幡社長が独立なさる際、すぐに事業をスタートできるように、
営業中の住宅展示場を社員ごと買い取ったんだって。
それでスタートダッシュは切れたけど、
住宅展示場は典型的な「待ち営業」。
外的要因に左右されるし社員の営業力はつかないし、ということで、
土地を仕入れて売り建て分譲に進出。
攻めの営業拠点として大阪駅前に営業所を開設するなど、
いろんなアイデアを次々と形にしてこられました。
バブル期には、農地を造成開発して分譲する事業もお手がけになりますが、
他と違うのは土地は買わなかったこと。
農地を仕入れると、許可→造成→分筆→広告→販売までの金利など、
大きな経費がかかるため、どうしても半値くらいで買わなきゃなんない。
地主にすれば、「土地を買い叩かれた」と見えちゃう・・・_| ̄|○
だから同社は、地主を事業主として、区画の販売代理と建築を受託。
造成費、販売手数料、本業である住宅販売の利益だけを取ることにしたわけ。
さらに、土地が売れた地主が節税を考える必要に迫られたことから、
アパート建築からその募集・管理・修繕等の一切を受託したんだって。(^^;
三幡語録
一、営業とは、いつまでも関連性のある仕事を継続する事。
一、商いとは、仕入れ無し、在庫無しの現金商売。
一、儲けるとは、人にモノ(者)を言い、信者を増やす事。
一、販売とは、なぜ売れないかではなく、・・・なぜ買わないのか。
一、よく売れても、創った人に聞くな。買う人に聞け。
これらを、住宅業界で実践してらっしゃるところがスゴいですね。
土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)