白浜の梅干専門店が、訃報通知アプリの配信を始めたそうです。

生前に登録しておけば、
一人一人に訃報通知とメッセージを送ることができるシロモノ。

その名も、「HAKOBUNE(はこぶね)」。
しっかりと間違いなく「運ぶね」という想いがこもっているんだとか。

こういうネーミングは、物販ならではですね。
異業種参入、恐るべし。(^^;


【「終活」ビジネス展開 田辺の葬儀社、白浜の梅店】

 和歌山県紀南地方で、人生の最期にについて前向きに準備する「終活」を支援するビジネスやイベントが出てきた。多様化する葬儀や供養のニーズに合わせたり、新たなサービスを展開したりしている。

 終活とは生前に相続や遺言、葬儀や墓の準備を進めておく活動を意味する造語。

 田辺市上の山1丁目のセレモニーホールなかた(中田勝透社長)は昨年12月と今月18日、同市文里2丁目の式場「一刻館」で終活イベントを開いた。

 葬式や供養の相談を受ける「茶話会」、ひつぎや白装束を展示する「お棺白装束展示」、生前に入棺すると長生きするとの言い伝えにちなんだ「入棺体験」を実施。葬式の方法についての質問などで盛況だったという。

 終活イベントは今後も月1回のペースで開催していく方針。中田真寛専務(40)は「葬式の在り方が多様化している。自然葬を希望する声もある。葬式の時だけでなく、生前から意見を聞かせてもらって納得した葬儀を展開していきたい。よみがえりの地、熊野から終活事業を広げていきたい」と話す。

 異業種からの参入もある。白浜町堅田の梅干し専門店「福梅本舗」は、終活ビジネスを始めた。

 自身の訃報情報を友人や知人に送信する携帯端末のアプリを開発し、無料配信を始めた。同店マネジャーの小山嘉一さん(36)は「国内だけでなく世界中でアプリを利用してもらいたい」と話している。

 小山さんは梅産業の厳しい状況を受け、3年前から都市部を中心に広がっている終活を事業化する構想を練っていたという。社内で終活事業部「HAKOBUNE(はこぶね)」を設置し、昨年8月に東京都であった「終活フェスタ」に出展。スマートフォン(スマホ)や携帯端末向けの訃報通知サービスをPRし、同時にアプリの無料ダウンロードサービスを開始した。

 「なかた」の終活イベントにも出展している。今後は終活の普及活動に力を入れながら、葬祭業者らと提携してビジネスにつなげたいという。

 30日には午前10時からと午後1時からの2回、田辺市新庄町のビッグ・ユーでそれぞれ「エンディングノート教室」(有料)を開く。エンディングノートとは、万が一の事があった時のために家族へのメッセージや自分史などを一冊のノートにまとめておくもの。
(1月28日 紀伊民報)


土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)
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