国税庁が、「
平成25事務年度における相続税の調査の状況」を発表しました。
調査件数:11,909件(前年比97.5%)
申告漏れ:9,809件(前年比98.5%)
非違割合:82.4%(前年度+0.8ポイント)
で、調査1件当たりの
申告漏れ:2592万円(前年比94.6%)
追徴税額:452万円(90.5%)
申告漏れ財産の内訳は、
現預金等:1,189億円で39.2%
土地家屋:478億円で15.8%
有価証券:355億円で33.3%
土地と有価証券が減って、現預金とその他財産が増えつつあるって感じ。
で、突出しているのが海外資産。
調査件数、非違割合は昨年並みなんだけど、
調査1件当たりの申告漏れ価格がなんと1.3億円(前年比565%)!
調査のノウハウが積み上がってきたんでしょうか。(^^;
くれぐれも、隠しちゃダメですよ。
土地家屋調査士 大阪 和田清人(image)