介護会社さんが見つかりません。 ゴールドエイジの介護は新規開設『去年7棟』『今年4棟』で来年からは『毎年10棟ずつ』の予定です。ですからもう目一杯でこれ以上のサ高住の新規オープンはできませんね。これ以上やると館長さんやヘルパーさん達に叱られてしまいます。
しかしサ高住の建物を建てたい人がたくさん居て、予約待ちの状態がずっと続いています。ゴールドトラストもゴールドエイジもなかなか苦しい立場です。そこで他の介護会社さんにお願いするしかないのですが、これも難しいのです。サ高住の介護報酬は大変に低いので(これは国と利用者さんにとっては良いことですが…)収益が出ないどころか、ちょっと油断するとすぐに赤字になってしまいますから、介護会社さんもあまりやりたくありませんね。
ゴールドエイジは全国で第10位のサ高住運営会社です。33棟1,441戸ですが、一般的な介護会社さんは平均的に1棟か2棟のサ高住しかやっていません。だから募集しても、お願いしても誰もやってくれません。私の考えは『国の施設』は96万床ありますが、特養などは36万人(要介護3以上)が入床を待っています。高齢者3,515万人(2017年10月)に対して2.7%の数しか施設が無いのですから、もっとどんどんサ高住を作らないと介護の必要な高齢者の受け入れ先がありませんね。
それと一番安い介護報酬でサ高住は頑張っているのですから、やはり国にとっても一番いい、お金のかからない(税金のかからない)高齢者対策となります。諸外国の平均は高齢者人口の6%が施設の数だと言われています。6%だと210万戸必要なのに日本の施設は96万床しかないのです。あと114万戸必要です。2018年の3月でサ高住の数は『6,999棟』『22万9,900戸』。114万戸から約23万戸の現在のサ高住を引くと91万戸のサ高住が不足しているので、あと『91万戸のサ高住』を建てるしか方法がありませんね(国は多額の税金のかかる施設はもう建てないと言っているので…)。
しかしまたくどいようですが、サ高住の運営は介護報酬が少なすぎて(療養型45万円・特養30万円・老健28万円・サ高住6万円の月間一人当たり平均介護報酬)利益が出ません。だから介護会社もやってくれません。
ですから私はやる気のない介護会社さんをやる気にさせるための『最後の手段』を今実行しています。それは6つです。
(1)家賃は入居者がゼロでも私(会社)が払ってあげます。
(2)もし100%入居になれば、デイサービスの家賃も無料にします。
(3)オーナーさんも心配するので万一の時の家賃保証は私がします。
(4)介護会社さんが介護を止めたくなったら、代わりに私が続きの介護をします(撤退自由)。
(5)こんなにいろいろやらせていただいて、加盟金・ロイヤリティゼロ(何のリスクもない)。
(6)その上に少ない報酬でも収益を上げるゴールドエイジの運営のノウハウを全てお教えします(指導・コンサル無料で収益が上がる)。
はいはい、もう私はやけくそ状態ですが、それでも介護会社さんが日本一家賃の安い(設備・建物のグレードと比べて)ゴールドエイジのサ高住をやってくれない時はどうしますかね…。もう仕方がありません。館長さんやヘルパーさんに叱られても、年間20棟ぐらいやっちゃうぞ…と叫ぶしかありませんね。そうならないことを祈ります。
私がサ高住に命をかけているのは『サ高住が日本を救う』からですね。介護報酬6万円で、国の施設にも負けない高齢者のお世話をして、会社も黒字であればやるべきです。そして『サ高住で日本を変える』のですから命の1つや2つは惜しくはありません。館長さん、ヘルパーさん、宜しくお願い申し上げます。