9月15日で65歳になりました。
ドイツのミュンヘンに居たのですが、パートナーのショーバーさん夫妻に船を借り切っていただいて美しい湖の上で私の誕生パーティを開催していただきました。
こう言うといかにも優雅なパーティの様ですが、オーストリアへの時間が決まっていましたから、朝8時集合で8時45分には終わりました。まあシャンパンとサンドウィッチで質素ながら、しかし心暖まるパーティをやっていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。
その日の夜にも同行の役員10人ほどでお祝いをしていただきました。煙草は体に悪いので吸いませんが(?)、私は葉巻をたしなみますから、バハマの高級葉巻とカッターやターボライターをお祝いでいただいてお寿司を食べながら楽しいひとときを過ごしました。
私は誕生日が嫌いですからもう10年以上も誕生会をやっていませんでしたが、65歳はどういうことか2回もしていただきました。
あと日本では年金を受け取る書類がいっぱい来ていました。
もう面倒な書類ばかりで書くのも嫌になりますが、なんとか頑張って郵送しました。
65歳になるということは、なかなか面倒臭いものですね。お国の厚労省さんもまた一人高齢者が増えてしまいましたから、きっともっと面倒臭いと頭を悩ませていることでしょう。高齢者を邪魔者扱いしているとは言いませんが、まあ15歳から64歳の『生産人口』ではありませんから、あまりお国のお役に立てませんね。
私もそろそろ少し遠慮しておとなしく生活した方がいいのでしょうかね…。
しかしそうはいきませんよ。まず第一に文句を言いたいのは、
(1)どうして私の年金支給額が月に7.2万円なのでしょうね。バカにするものいい加減にしてもらいたいものです。私はたまたま社長を40年間続けましたから収入は多い方ですね。その分多く社会保険を払い続けました。
2億円近く支払ったのに月7.2万円ですかね。20年もらっても1,728万円ですよ。もうやめてもらいたいと叫んでしまいます。今もまだ社長で現役ですから収入が多いので年金が少ないそうです。
(2)しかし今の若い人達はもっと可哀そうですね。自分達のかけた年金は今の高齢者に支払われて、自分達には支払われないのです。これでは国民年金を支払わない人が
53%(845万人)もいるのが納得ですね。
(3)そして国はこの年金制度が崩壊することが分かっているので114兆円の年金を株に投資して利益を得るつもりでした。しかししかし
今年一年で5兆円も損金を出しているのですから目も当てられませんね。株式への投資はバクチですから国民の年金積立金を使って行うことではありません。アベノミクスの景気回復の日本株の買い支えに年金資金が使われているのが私達の国、日本ですね。
(4)苦しい『
サ高住』の介護や医療にお金を使うべきなのに、厚労省さんは以前からある国の3施設(特養・老健・医療型)有料老人ホームに多額の介護報酬を使っています。介護先進国のデンマークやオランダは国の負担が多いのでもう施設は作らずに高齢者住宅ばかりを作っているのに、日本は何故こんなにも無能というか、既得権を不当に守っているのでしょうかね。私には全く理解できないことばかりです。
さてさて文句ばかり言ってないで、新人高齢者の私といたしましてはこれからどうやって生きて行けばいいのか今考え中です。
1つ1つ歳をとるということは、本人にとっては初めてのことばかりですから、人の意見は参考になりませんね。
やはり体験して経験して1つ1つ憶えてゆくしかありません。ゴールドエイジの先輩高齢者の皆様、宜しくご指導の程お願い申し上げます。
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