『未来からの手紙』を書いたことはありますか。私はあります。それは10年後の私に、今の私が手紙を書くのですが、ちょっと難しいのは10年後の私になりきって書くところです。そしてその今書いた手紙を10年たったら読むのですね。そうするとびっくりします。10年後の私になりきって書いた10年前の手紙の内容とほとんど同じ自分に10年先になってしまっていたということです。 実際にやってみないと、ちょっと分かりにくいのでやってみましょうか。はい、私は今64歳ですから74歳の私に手紙を書きます。その内容は私が10年後に実現したいと思うこと。夢や目標やなりたい自分を想像して書くことと、10年後は実際にそうなりましたというふうに過去完了形や過去形の言葉で書くことがポイントですね。じゃやりましょう…。 『2025年の74歳の私は、ゴールドエイジの社長を66歳で引退して、その後の5年間は会長としてよく頑張りました。そして今はゴールドエイジのバンコク、フィリピン、マレーシア、ハワイやその他の国の高齢者住宅を2ヶ月ごとにくるくる回って楽しく生活させていただいています。 ゴールドエイジの海外展開も最初のバンコクは大変に苦労しました。しかし社員さん達の努力で2年で大成功しましたね。その後の各国の展開は全て上手くいって、海外の日本人の高齢者に大変に喜んでいただいて評判は上々です。日本で初めてのこの事業は大成功してゴールドエイジのブランドは海外でも有名になってしまいました。 あなたとあなたの社員さん達は本当によく頑張りましたね。入居者を思いやる気持ちと、専門の介護技術者のプロとしての仕事をよくやってくれました。そして日本国内のゴールドエイジも新しい介護に挑戦し続けましたね。認知専門や医療専門や看取りのゴールドエイジもご家族に喜ばれて病院や医療法人様からの信頼をいただきました。 入居者の皆様にも念願であった一日3食を全て3コースのメニューで提供することができましたね。夕食も和食と中華とイタリアンなどの3コースからお好きなものが食べられるので、本当に喜んでいただいています。お風呂も天然温泉付きのゴールドエイジがたくさんできました。気持ちよくお風呂に入って、ビールが飲める無料の喫茶コーナーもできましたね。毎週のイベントは宝塚歌劇団の人達やピアノやバイオリンや日本舞踊など楽しみがいっぱいでした。館内の映画館や麻雀ルームやビリヤードや図書室も充実しましたから、入居者はいつも忙しくて楽しくて、年齢を忘れて幸せな生活をしていただけるようになりましたね。 月間生活費は10万円以下で食事も家賃も光熱費も生活支援もやっとできるようになりました。これでご家族も安心ですね。ゴールドエイジは日本でも一、二を争ういい介護会社になりました。社員さん達も館長や役員さん達もみんな仲よく力を合わせて、入居者の幸せな生活を実現しましたね。本当によくみんなが頑張りました。だからこんないいゴールドエイジになったんですね。本当にありがとう、と感謝している今日このごろです…。』 はいこれが未来へのというか『未来からの手紙』です。自分の実現したい『夢』を10年先に実現する魔法の技術です。実際の私の10年後への手紙は、書いてあることが全て実現していました。もうびっくりでしたね。ですから今回も本心で書いてみました。はい、だからこれらは10年後には必ず全て実現しています。間違いありませんね。是非皆さんも書いてみてください。必ず実現します。間違いありません。
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