今回は5ヶ月目のシリーズNo.(5)です。相変わらず『賃貸経営』の『初級コース』の人(節税1億円・賃貸戸数100戸・経験10年・総資産2、3億円の地主)と『中級コース』の人(節税5億円・賃貸戸数300戸・経験20年・総資産10、20億円の地主)に分けて耳の痛いお話しをさせていただきます。
では『初級』の(5)は、(1)『3つの我欲を捨てる』(2)『経営の基本を知る』(3)『常識を疑う』(4)『比べて決める』に続きましてNo.(5)『1つは成功させること』についてお話しします。なんで初級の地主さんは、もうアパートなんてやりたくない…と言うんでしょうか。それは空室が出て、家賃が下がって、修繕費がかかって、税金も思っていた以上に多くて『賃貸経営』で苦しんでいるから、もうやらない…なんですね。
そのお気持ちはよく分かりますが、それは『賃貸経営で失敗』しているからですよね。私達『中級』や『上級』の人達は『成功』していますからそんな『苦労』は全くありません。別の言い方をすると、本当は私達も今までに沢山の失敗と苦労はしたのですが、それを乗り越えて『今成功』しているのです。私が初級の人に申し上げたいことは、世の中そんな簡単に儲かる話はありませんよ、ということです。やはり沢山の失敗をしないと『事業経営』では成功することはできないのです。これは当たり前の世間の常識ですよね。
しかし私がいつも言うことは、地主さんが1回失敗すると立ち直れませんから『失敗しないでください』。その方法は1つしかありません。それは『成功している人の真似をする』ことです。はっきり言えば私の言う通りにやれば失敗はありませんね。そして『1つ成功させれば』楽しくなりますから、またやろうかと元気が出るのです。そして中級・上級者になっていくのです。是非ともそこのところをご理解ください。
さて『中級』のNo.(5)は『一つ覚え』はやめることです。D社で5棟建てた。L社でワンルームばかり建てている。S社でコンクリートばかり建てた。なんて言う話はよく聞く話ですが、賢い地主さん(中級の)で成功している人はそんなバカなことはしませんね。
第(1)の理由は、地主さんの土地はだいたい近くにいくつもありますね。そこに同じ『賃貸・商品』ばかり建てると自滅で首をくくります。1LDK・2LDK・3LDKなど色々やるべきです。
第(2)の理由は、節税の『減価償却』の調整のために、コンクリートや木造メゾネットや戸建て賃貸を組み合わせることです。でないと『償却の調整』ができませんから無駄な税金払いになってしまいますね(これは初級の人には分かりませんが…)。
第(3)の理由は同じ賃貸でも、やはり介護・医療付きの高齢者住宅などや、グループホームやデイサービスなどの賃貸などを組み合わせてください。『異業種』ですから収益のバランスが大変に良くなって、将来の人口減や高齢社会への対応ができて、賃貸経営が安定します。第(4)の理由は、これらの(1)~(3)を実行しようと思うとD社L社S社…など、色々な会社とお付き合いすることになります。良い所悪い所が分かりますから、中級のオーナーさんにとっては凄く経営の勉強となります。
しかし最後に一言、『宣伝』を申し上げれば私の会社は木造もコンクリートも得意ですし、東海3県では700戸で第1位の『高齢者住宅』の運営会社ですから、当社1社で『全ての賃貸経営』ができます。良いデザインで安く作りますから、お家賃が安くても十分に収益が出ております。もう1棟ご検討の地主様は是非ご相談いただければ幸いです。最後に宣伝してしまいましたが、ご理解の程をお願い申し上げます。
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