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また「高齢者住宅併設事業所指定取り消し」
一括借り上げのリスク「コンプライアンスリスク」

また「高齢者住宅併設事業所指定取り消し」一括借り上げのリスク「コンプライアンスリスク」

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川越市は7月17日、同市下広谷の医療法人「恵雄会」が運営する二つの介護事業所が介護報酬約千百万円を不正受給していたとして、二事業所の事業者指定を九月一日付で取り消すと発表した。虚偽のサービス記録を作って居宅介護サービス費を不正請求するなどしており、市は詐欺罪での刑事告訴も検討している。二事業所の利用者については、他の事業者に引き継ぐよう指導した。これは、高齢者住宅に併設する居宅と訪問介護・・・ここは、クリニックから有料、老健、社福を持っているグループ法人「川鶴ナーシングホーム居宅介護支援事業所」の介護支援専門員は、「川鶴ナーシングホーム訪問介護事業所」に対し、区分支給限度基準額に達するよう虚偽のサービス提供記録を作成することを指示した上、架空の記録に基づく虚偽の給付管理を実施。さらに、居宅介護サービス計画費を不正受給した。両事業所が行った不正請求は、延べ5003件に達する。と報道されました。http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=43354もう最悪ですね・・・これは、オペレーション不足とか、認識が甘かったと言う問題ではない。虚偽の架空記録に架空請求、組織ぐるみで指示した可能性が大きい。だから、川越市は詐欺事件として、刑事告訴も検討しているんだろう。私は、利益追求は当然の事だと思う、それはあくまでも「適正利益」「過剰利益ではない」この「適正利益」がなければ、どんなに良い理念やビジョンを描いても実現不可能になるし、本当に良いケア、良い職場環境の構築、そして、持続可能な事業であり、法人でなければならない。その為には「適正利益」の確保は至上命題。そこをはき違えて、不正請求と言うのは「論外」では、どうしたら適正利益を確保できるか?そして、利用者様や入居者様に感動と満足を与え、スタッフからはやりがいと誇りを持ってもらうか?これが出来て初めて「社会貢献」と呼べるのではないか?選ばれ、適正利益を上げ、喜ばれる。そこから逃げては行けない。(image) そして、これは自前なのか?一括借り上げなのか?は分かりませんがこのナーシングホームは居室60、デイ定員30、訪問介護・居宅併設です。例えば、土地オーナー様の一括借り上げだったら・・・・指定取り消しです。私がいつも以前からお話している「リスク」が実際に起きたケースです。当初は、医療j法人さんで、特養も社福、老健、クリニックも手掛けている地元の名士!!だから30年一括借り上げ!!最高だ!!と思ったら6年目にこの様な事件が起きたら・・・残年数24年・・・しかも、刑事告訴され、有罪が確定。併設のデイサービスも更新不可。当然、一括借り上げ契約解除。多額の負債を抱え、破たん・・・(image) なんて言う事になったらどうしますか?これが一括借り上げのコンプライアンスリスクです。一番ローリスクなのは、委託型、または自ら始める事です。コンプライアンス管理、運営オペレーション等に関するご相談、ご依頼はお気軽に!!まずは「高齢者住宅経営研究所」で検索!!
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