小泉 賢司小泉 賢司

賃貸業界での「オーナーへの心地よいシステム」の陰で泣いている入居者へ脚光を向ける!

賃貸業界での「オーナーへの心地よいシステム」の陰で泣いている入居者へ脚光を向ける!

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(image) 賃貸経営の分野において、その主役となる賃貸オーナーをサポートするシステム開発に余念はなく、オーナーの心をつかむためのシステム提案に対する各種事業者群の関心は高いですが、私は、そのオーナーへの心地よいサポートシステムの「犠牲」になっている入居者の現状に、オーナーは、関心を持つべきだと最近、強く感じてします。入居者は、いまや、オーナーへの心地よいシステムを名目に増殖する新手の事業方法により、払う義務のない余計な金をむしられ、特に、看過できないのは、「住む場所さえ自分で決定できない」という、悲惨な現状にあることに、賃貸オーナーは、目をそむけるべきではないと言いたいのです。1.はたして、無事故の賃貸経営などありえるのか?2.家賃滞納のリスクは、あってはならないのか?3.長期安定的な家賃収入を当て込むことがはたして可能なのか?4.その全てを補完するとして創造された「オーナーに心地よいシステム」は、大事なお客様である入居者を馬鹿にしたシステムになっていないのか?5.オーナーへの心地よいサービスの氾濫で、賃貸仲介業者は、立場が弱くなったのか?或いは、その役割を忘れているのか?6.昨今増殖する「投資会社による賃貸住居購入」は、国民の居住の安定に資する賃貸住宅普及の基本原理を無視していないのか?賃貸仲介業界にいつの間にか侵食する、「オーナーを保護するシステム増殖」により入居者への不合理な事業方法が標準化されるにつけ、この提起された問題を明らかにする必要性を感じています。次回より、この6点に対して、NPO土地協に寄せられた入居者からの契約実態を踏まえ、報告していくことにします。(続く)
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