前回の続きです!!失敗の最大の原因はズバリ「運営会社(介護会社)」にあります。まず、入居を付ける「営業力」がない。明確な目標がない。運営ビジョンがない。はぁ~何も考えてない。ただ、月額の金額を下げれば入ると安易に考えている。金額は重要な要素のひとつだが、設備が悪い、サービスが悪い、しかし安いでは、だれも見向きもしません。一言で言えば「分かってないなぁ」という事。実はここの経営者からも再建の相談を過去、受けた事がある。その当時私の出した結論は「余命2年」このまま何も変えずに行けば、間違いなく2年後に破たんします。というものだった。コンサルフィーが高すぎると依頼には結びつかなかったが、案の定「秒読み段階」に入り、今度は地主さんからの相談だ。私から言わせれば、20年一括借上げの賃料も高すぎる。この場所でこの金額では合わない。しかし、仕方ないことだと思う。建設会社様等に言われるがままに、無計画で始めた結果だ。その代償はあまりにもでかい。他の案件での相談で多いのは入居率は100%満室経営。しかし、利益が出ないというもの。その経営者と話していると、高齢者住宅は儲かると思ったけど、予想より悪いので、もうやりたくない。と言う言葉。私からしたら「いえいえ社長、なにも考えてないのはあ・な・たですよ」と伝えた。答えは簡単なこと。「介護度コントロール」をしていないからだ。本当に言いたい、「無計画」では自殺行為ということ。きちんとプロに助言を求めて、運営してください。ただし、この業界「似非コンサルタント」が沢山いるので注意も必要。私共は地主様からもアドバイジングフィーをきっちり頂きます。相談料も2時間5,000円プラス交通費を頂きます。なんでか?プロとして当然と考えています。私共は、建設もしませんし、運営もしません。じゃぁどこで利益をえるんですか?専門家に依頼すれば当然お金がかかります。当たり前のことですよね。利害関係のない第三者です。利害があるとすれば、オーナー様を守ることぐらいですかね?きちんと計画を立ててサ高住に取り組んで頂きたい。そう節に願います。もちろん私どもは成功させる自信があります。ですので、計画を中止させることもございます。実際に、この計画では無理があると判断して、補助金が決定していたのに、中止させたこともあります。すべては「クライアント」の為です。