(image) サービス付き高齢者向け住宅事業の新日本通産(株)がサブリース賃料の未払いにより破産を申し立てらる。東京商工リサーチ東京商工リサーチによるとサービス付き高齢者向け住宅のオーナーらが新日本通産に対し、未払い賃料の支払いと建物の明け渡しを求め甲府地裁に提訴するとともに、破産を申し立てた。なお、関連3社に対しては未払い賃料の提訴のみで破産の申し立てはなされていない。と報じた。私も独立前は北関東の高齢者専用賃貸住宅の建設会社でコンサルティングを行っていたので、同業他社として、新日本通産は知っていた。同じくサ高住以前の高齢者専用賃貸住宅時代から参入して、スキームも同じで高齢者向けアパートの建築と介護事業をセットとするビジネスモデル。なぜ?このモデルにたどり着いたかと言えば、元々は建設会社。当然、建物を建てて利益を得る。アパート等の土地活用が厳しく、時代は高齢者そこで、この先伸びるであろう高齢者住宅に活路を見出し参入。当初はアパート・マンションから土地活用として、高齢者向け住宅の提案。相続対策や土地の有効活用。高齢者専用賃貸住宅からサービス付き高齢者向け住宅へ制度が移行し、益々注目度も上がり、補助金も出る。まして介護事業はこの先固いと思われ、売上は右肩上がり、そこで、次に高齢者住宅を運営するオペレーター(借り上げ会社)さんのマッチングの問題でスピードが落ちる。では、という事で自社で介護事業を設立して、自ら借り上げ運営するスキームにしてさらに売り上げを伸ばして行ったと予想が付く。これは、建設会社さんの介護参入という未経験だから危ないというレベルではない。ほぼほぼ、サ高住のサブリースの収益構造に問題があると以前から指摘してきた。興味のある方は是非、私の過去記事を検索して頂きたい。この先、報酬改定、人件費高騰、人財不足で同様のケースが増えない事を願い。これからの土地活用、不動産活用、不動産投資は「ペット共生型」の時代へ・・・ペット共生型のご相談はお気軽に♪♪
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