人生は四苦八苦と言われますが、ゴールドエイジの『八苦』をお話しします。これは重要な『社外秘』ですので、これを読まれる方はなるべく他言されないようにお願いいたします。(冗談です) (1)まず電気代アップがめちゃめちゃです。もうやってられません。以前ですと節電していないのに年間1.6億円でしたが、今年は1年間で2.6億円の1.0億円電気代が値上がりしました。もうびっくりですから夜間のエアコンなどを止めて節電をばんばんしましたが、それでも年間の電気代は2.1億円です。これではゴールドエイジはやっていけません。苦しいのです。 それに加えて食料品の値上げラッシュで2,400戸×3食×365日で年間約262万8,000食を食事提供していますから、これもなかなか大変です。今のところ値上げの予定はありませんが、食材業者さんの努力で低く抑えられています。これも大きな苦しみです。 (2)社員さんの給与がアップしています。厚労省さんの働き方改革の中での介護の最低時給のアップですので、ゴールドエイジも相当の人件費をアップしました。国の補助金も出るので会社の負担は少ないと計算したのですが、いざ補助金が実際に出て分かったことは、金額が少なくて会社負担の額が多いのです。これは給与アップですから嬉しい苦しみなのですが、苦しい分類に入れさせていただきます。 (3)コロナで下がった入居率がなかなか元通りに戻りません。今年は去年の新規入居の1.5倍も入居者が増えているのに、なぜ入居率が以前のように上がらないのか。それはコロナで下がった入居率が大きすぎたことです。苦しいです。それと次の(4)の退去者が異常に多くなっているのが大きな原因でした。 (4)退去の異常に多い原因はお亡くなりです。やはりコロナワクチンの影響でしょうか。免疫力低下でのお亡くなりが多いと思います。次にこれは良いことですが、ゴールドエイジの介護やリハビリの効果がどんどん上がっていますので、自宅への復帰が多くなり退居者が増えました。しかしこれも苦しい原因です。あと一つ大きいのは特養・老健施設への転居が大変に多くなったことです。 (5)それは特養施設がコロナで異常に下がった入居率の空室を埋めるために、今までは要介護3以上でないと入居できなかったのを、要介護1でも入居させているからです。私達のサ高住は要介護1から2の高齢者が入居するのが役割なのですが、国の施設が方針を変えて介護度の低い入居者を入居させているのです。大変に苦しい問題です。 (6)あと相変わらず必要な社員さんの採用に苦労しています。採用して入社する人はたくさんいるのですが、辞める人もたくさんいますのでこの苦労はずっと続いています。介護の業界は平均2年で転職するというデータもありますので仕方がないのですが、少しでも長く勤めていただけるようにできることは何でもしたいと考えて実行しています。しかし苦労です。 (7)15年前と比べて高齢者がゴールドエイジに入居する時のお気持ちはだいぶ変わりましたが、やはり今でもできれば入居したくない人が大半です。しかし入居してみるとほとんどの皆さんがここに居て楽しいとか幸せだとかの感謝を口にされています。早く皆様全員が入居したいと思っていただきたいものです。これも私達の苦労でしょうか。 (8)ゴールドエイジは毎年4館ずつの新規オープンが続いています。毎年200名ずつの入居者の増加が必要なのですが、これも最大の苦労です。 はい、8つの『八苦』を申し上げましたが、苦があれば楽ありですから、ゴールドエイジは頑張りたいと思います。
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