今、空いている自宅の部屋を旅行者に貸し出したり、自分の車に他人を同乗させたりするような、シェアリングサービスが世界的に急成長しています。このようなシェアリングサービスの市場規模は今後、右肩上がりに拡大していくとの予測も出ています。駐車場についても、このようなシェアリングサービスが広まりつつあります。2016年2月末時点で数社が国内の駐車場シェアリングサービスに参入しています。ただ、それらはすべて1日単位の駐車料金で、駐車場を賃借するサービスでした。そのような中、株式会社シードは2016年3月1日から、国内初となる、分単位で駐車場をコインパーキングのように賃借できる、新しい駐車場シェアリングサービス「スマートパーキング」を発表しました。
(image) 自宅や事業所の駐車スペースや、駐車場を空き時間を、スマートパーキングの駐車場として貸し出したいオーナーの方は、登録後すぐに貸し出しをすることができます。手順は、スマートパーキングのWebサイトから登録して、駐車場に所定のカラーコーンを置き、Webサイトの管理画面で表示を有効にするだけです。
(image) スマートパーキングは、通常のコインパーキングに必要な設備工事が必要なく、保守費用も不要です。そのため駐車料金は周辺のコインパークの相場より1~2割程度安く貸し出すことができます。なお、オーナーはシステム利用料として、駐車料金収入の50%を運営会社に支払う必要があります。http://smart-parking.jp/
スマートパーキングは、2016年3月1日から、まずは名古屋市近辺の100カ所の駐車スペースでサービスを開始しました。オーナー登録も利用者登録も可能です。現在は愛知県内だけしかサービスを提供できていませんが、今後は東京、大阪や全国へとサービスを拡大する予定です。