(image)  先日、私が理事長を務める、アパマン経営オーナーで組織するNPO法人日本土地活用協議会へこんな相談がありました。 ある仲介業者に長年入居者の募集や、契約管理をお願いしてきたのですが、最近になって、「個人の連帯保証人をたてるより、保証会社の滞納保障制度を利用したほうが、万一、賃借人が家賃を滞納しても保証会社がその分を支払ってくれるから、安心ですよ。」といって、ある保証会社の家賃保証委託契約書を提示して契約の締結を勧められた。 確かに最近は、家賃滞納の話を聞くし、保証してくれるなら安心と思い、勧められるままに委託契約を結んだ。ある日、私の知人から、私の経営するマンションに入居者を紹介され、その仲介業者に契約の媒介をお願いしたところ、保証会社の審査が通らずに契約できないといわれたと連絡があった。入居者の身元は知人紹介ではっきりしているし、定職にもついている。なぜ審査が通らないのかの疑問でならなかった。 理由は単純で、就職して間もない人で、収入基準が合致しないという何とも保証会社のマニュアル的な理由だった。結局、その方は嫌気がさしてもっと、単純に入居できる契約が可能な部屋を探すといって他に決めてしまった。 こんなことで今後、入居者があつまるのだろうかと不安になった。ということでした。 そうですね。この相談こそが間違った常識その1のすべての答えを出していると思います。以下次回に結論を報告します。
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