前回、新しいマンションの立地は、すでにニーズがある場所を選べば良いという記事を書かせて頂きました。それには、もう1つ理由があり、市場調査がしやすいというメリットがあるからです。すでにその地域のマンションで生活している人がいるということは、どういう部分に不満を感じているのかなど、事実に基づいた正確な市場調査ができるということになります。そして、その地域の賃貸マンションの家賃の相場であったり、基本的な設備といったことも調べれば分かることです。何もない場所に新しくつくることよりも、時にはすでにある場所だからこそ好条件で経営を進めることができるという場合もあるということです。1、家賃と建築費のバランス(収益性) ※昔の考え方(供給者側の考え方)   → 市場の家賃相場を調べる   → 収益性が悪ければ建てたらいけません。  (※昔は、建てたら入る時代・・    駅が遠くても収益性が良い1Rを   たくさん作れば良かったのですが…。   今は絶対これだけで考えてはいけません)  建築費 = 家賃収入(年間) ÷ (期待)利回り2、市場が有るのか?無いのか? 見極める!   → これからは1と2両方考える!   →  市場が無い、もしくは縮小する場所に建ててはいけません。   (絵に描いた餅になってしまいます。)
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