まずは中古アパート経営法の第一回目と言う事で、「オンボロ中古アパート購入の功罪に関して」私の経験からお話します。私が大家を志したのは約6年前。藤山勇司さんの書籍に影響を受けて競売の戸建賃貸の経営からスタートしました。その後資金を貯めつつ知識を蓄え、2010年に初めてのアパートを取得します。(image) この物件は埼玉県の奥地にある「築25年のおんぼろ物件」だった訳なのですが流通価格880万円を760万円で購入させて頂きました。木造とは言え1R×8部屋のアパートが700万円台で買えたのですから価格的には満足しておりますが、そこはオンボロならでは?のハプニングが続出!^^;安物買いの銭失いと言う諺もありますが、正にその状態・・・私の経験から「オンボロ物件の罪」は、(1)細々とした補修箇所が次々に出てきます。(2)更に物件によっては、いわゆる「時限爆弾」と呼ばれる給排水管の漏水が起こる事も。 この場合は管の引き直しが必要ですので百万円単位のまとまったお金が必要な場合があります。(3)またオンボロ築古物件は出口を考えた場合も融資付が難しい場合が多く現金決済の買主に限定しなければ売れない可能性もあります。これが木造オンボロ物件の「罪」。しかしその反面、木造オンボロならではの利点もあるのが事実です。次回は中古アパート経営法の第2回として、その「オンボロ中古アパートの功」に関するお話を致します。
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