全国のゴールドエイジ47館が参加して『在宅医療』『認知症』『リハビリ』『社会参加』『その他』のテーマ別に発表会を行いました。9月13日(水)・14日(木)に14時間かけてZoomのオンラインでの予選の発表会でしたが、職員も審査員になって採点をして各ジャンルの1位から3位を決定しました。ちなみに1位5万円、2位3万円、3位1万円、特別賞5万円、総合優勝10万円、準優勝5万円などの賞金が出ます。 そして10月23日(月)に上位5館が尾張一宮駅前ビルのi︲ビル・シビックホールでPM1時30分から4時30分まで3時間発表を行いました。地域のケアマネージャー、ソーシャルワーカー、調剤薬局さんや銀行関係者さんにも参加していただいて約160人参加のの発表会でした。顧問の元厚労省医務局の今瀬俊彦先生の講演もありましたので、介護・看護・医療が専門の皆様にとっては大変に有意義な発表会になったのではないでしょうか。 私も出席させていただきましたが、感動してしまいました。介護の現場では毎日毎日物語があるのですが、その一つ一つの物語を作っているのは入居者の利用者さんとゴールドエイジの職員さんなのです。そしてその介護の現場は生易しいものではなく、一つ一つに厳しい葛藤と苦しみがあって、それをお互いが乗り越えないと感動は生まれません。ベテランのヘルパーさんや先輩職員さんや館長さんが協力して助け合って一体になって利用者さんを支えないと、良い結果が出ないのです。毎回毎回上手くいくわけではなく、たくさんの失敗もありそれを乗り越えていくことによって感動の物語が生まれるのだと思いました。これこそゴールドエイジの目標である『チームケア』の実践なんだと改めて確信できた発表会でした。 事例(1)30年前にご主人と2人で野菜の朝市を始められましたが、奥様は認知症で車椅子になってしまいました。朝市に行きたいけど行くとご主人に迷惑がかかるので行けません。そこで職員の奮闘が始まります。暗算ができないので計算機の特訓。リハビリでの身体の特訓。それを乗り越えて朝市に出られた奥様とご主人の笑顔が忘れられません。職員もよくここまでやってくれたことに感動しました。 事例(2)次は在宅医療のどうしても自宅で生活したいおじいさんの終末期の看取りの物語でした。ゴールドエイジさつきは在宅への介護・看護が専門です。しかしこれはもうギリギリの選択の連続でした。万一のことがあってからでは私達の責任も果たせないのですが、奇跡的に最もいい形で看取ることができました。『家におりたい、家におりたい』と言われる念願を叶えることができた職員さん達もお役に立てた感動でいっぱいだったのではないでしょうか。よくやってくれました。感謝いたします。 事例(3)『化粧レク』の検証がバーセルインデックスの数字で答えを出すことができました。資生堂さんにも協力していただいて良い結果が出て、化粧レクが非常に効果があることが証明されたことは専門職の職員さんにとっては凄く嬉しいことなのです。しかし私は綺麗に化粧していただいて、一人一人写真を撮っていただいて笑顔で写る皆さんが、本当に美しい女性だと感じました。80歳でも90歳でも女性は美しくなれるのだと感動しました。 少し大袈裟かもしれませんが、ゴールドエイジの存在はこの『介護事例発表会』のためにあるんだと思ったほどです。これからも一つ一つの物語をハッピーエンドで終われるように、努力を重ねていかないと私達の会社の存在価値はありません。宜しくお願いいたします。
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