私の所には色々な相談が多数寄せられます。只今、急上昇なのが「建設会社・工務店」様からの提案に関する相談。そのほとんどが、設定平均介護度を2.5~3にすれば、大丈夫!!「あの~平均介護度の設定って本当にご存知ですか?介護を理解していますか?」と思わず突っ込んでやりたくなります。平均介護度2.5~3と言ったら俗に「中度要介護者」ですよ!!必然的に医療ニーズも高くなりますよ。そもそも、要介護度3と言っても色々な状態やケースが想定されます。要介護3日常生活を遂行する能力の中では、「立ち上がり」「両 足・片足での立位保持」「歩行」「座位保持」など自力では出来ず、「排尿後の後始末」「排便後の後始末」の全面的な介助を必要とする場合が増加し、「浴槽の出入り」「洗身」が全介助が必要な場合が多い。また「清潔・整容」全般に一部介助や全介助が必要な場合が多く、「衣服着脱」に関して 全介助が必要な場合や、「居室の掃除」「薬の内服」「金銭の管理」等の社会生活の上では 全介助が必要な場合が多い。「毎日の日課」「生年月日」「直前の行為」「自分の名前」など理解全般にわたって低下が 見られる場合、「物忘れ」「まわりのことに関心がない」教科書で言う所の要介護3ですが、他に、「昼夜逆転」「暴言・暴行」 「大声を出す」「助言や介護に抵抗する」といった行動が見られるようになったりするケースもあります。これらの要介護者の方々を対応するには、中重度対応した事がないと「無理」です。まして、利用者ではなく、入居者にするわけですから、24時間365日対応する訳です。それなりの「スキル」が求められます。(image) 私は、体は元気な要介護度5と言う方とお会いする機会がありました。重度認知で施設でもダメ。他人に危害を加えたり、暴言を吐いたりする方です。でも、そのデイサービスの社長さんにだけは違い、その社長さんがいると非常におとなしく、見た目普通の高齢者でした。自分たちが何処まで対応できるか?職員達には何処までのスキルを求めるのか?をきちんと計画段階で決定しなければ行けません。今後は、特別養護老人ホームの入所基準の厳格化となり、要介護度3以上です。第5期介護保険計画で特養の増床、新設も増えており、特養と言えども楽ではなくなります。真剣に要介護3以上を獲りにかかります。全ての面で特養と真正面からぶつかって勝てますか?次に、東京から生活保護の高齢者を受け入れる。一昔前なら可能でしたが、今では「競合」が多すぎます。そもそも、何の為にサ高住をやるんですか?東京都の生活保護高齢者や低所得高齢者を救う為にやるんですか?サ高住は地域包括システムに位置づけられています。その「意味」を本当に理解していますか?ケアマネを併設すれば、大丈夫!!なんの話ですか?本当にそう思っていますか?建物にデザイン性は関係ないし、立地も関係ない。真剣にそう考えていますか?だから入居率90%越えまで1年半かかるんです。月額10万円を目指せば必ず入居者は獲得できる。多いですね~まずは、計画地の競合他社を見てみて下さい。★上記の様な提案をしてくる建設会社・工務店様には本当に注意が必要です。理解して、調べて提案するなら良いです。しかし、教わった事をバカの一つ覚えの様に、唱えるのは間違えている。一番重要なのは「マーケティング」と「コンセプト&ターゲット設定」これがなければ、何も始まりません。失敗する前に!!まずはご相談下さい。まずは、www.hwc-zoo.org高齢者住宅経営研究所で検索!!
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