昨日、大阪府不動産コンサルティング協会の研修会に参加しました。

テーマは、「相続したボロ物件どうする? 賃貸経営の道しるべ」。
講師は、「大家さん専門税理士」の渡邊浩滋税理士です。

ご自身が、4重苦のアパートを継承し、立て直したご経験を
大家さんの事業承継の視点から解説くださいました。

税理士目線で、賃貸経営において重要なことは、
・収入を上げる → 空室を埋める
・支出を減らす → 無駄な支出を減らす
・税金対策   → お金が出ていかない節税

特に大家さんの特徴は、収入に上限があること。
つまり、満室状態での収入が天井なんですね。

ということは、空室対策の手を打った後は、
支出と税金の対策がとっても大事。

そこで曰く、「賃貸経営はマネジメント(管理)業」。

賃貸経営の3つの管理は、
①建物管理・・・きちんとメンテして、選ばれる物件に
②入居者の管理・・・審査やコミュニケーションを強化して滞納予防
③お金の管理・・・いわゆるデッドクロスに備える

少なくとも、これを押さえれば失敗は無いとのこと。

このあたり、「相続したボロ物件どうする?」というご本に詳しいです。
一度手に取ってみてはいかがでしょうか?


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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