日本優良建築物整備振興協会では、同会メンバーが企画し優良建築物等整備事業で建築中の物件をテーマに、現地の視察研修を定期開催しています。
今回は岩手県盛岡市中央通2丁目優良建築物等整備事業の現地を視察しました。写真が建築中の建物です。建物は、鉄筋コンクリート造12階建 分譲マンション110世帯(一部テナント)です。現在、6階部分の躯体工事が進行しています。元々、この場所には、証券会社、スポーツ用品店、生保のビルとラーメン屋店舗、個人住宅、立体駐車場がありましたが、盛岡市の中心部の恵まれた立地条件を活かしているとは言えない状態でした。この地区の地権者が相談しあいながら、町中の居住人口を増やし中心市街地の活性化につながる様な再開発をという事から、この事業が始まっています。
当日は、参加された会員企業の皆様も事業主様のこの事業に賭ける思いなどを聞き、まちづくりの参考になったと思います。日本優良建築物整備振興協会では、今後もこのようなベンチマーク視察を開催していきます。