ここで実際にあった例をご紹介させていただきます。
(image) 某大手アパートメーカーで8年前に5戸×2階階建て(10戸)のアパートを建築した長野県飯田市のSさん。当初、家賃65,000円で募集したのですが、あっという間に周囲に同じメーカーの同じような間取りのアパートが立ち並び、どんどん空室が目立ち始めました。現在では5部屋が空室、家賃設定も当初の家賃というわけにはゆかず、メーカー担当者に言われるままに、60,000円まで下げましたが入居者が入りません。挙句の果てに、「入居者が入らないのは外観が古くなってきたからで、外壁塗り替えが必要」との事で、100万円以上の予定外の投資を行いました。 Sさんは非常に人の良い方なので、「・・・おかしい?」と思いながらも、言われるままになってしまいました。築後10年も経っていない建物で半分空室、塗り替えが必要というのは納得がいきません。 賃貸アパート・マンションをご計画する場合に一番大切なのは、入居者に入居してもらえるのかどうかです。難しく考えず単純に「入居者の立場になって考える」事でこの問題に対しての答えが出てきます。