3年かけて『インターネット上で金融取り引きができるロボットシステム』のソフトを制作しました。かけた費用は3,000万円です。そしてゴールドクラウドの『不動産特定共同事業』のクラウドファンディングを開始して2年の実績もできました。全国のクラファンの会社240社の中で人気度ランキング『第一位』にもなりました。だいたい月に一本出すクラファンは2億・3億円でも『3分で完売』しています。その理由は『8%以上』の利回りのものがたくさんあるからです。買いたいと思っても抽選倍率2倍以上なのでなかなか買えないファンドとなっています。  さてこういう言い方をすると、さぞゴールドクラウドさんは儲かっているのでしょうねと思われる皆様も多いのではないでしょうか。しかし実態は全然儲かっていないのです。手数料収入だけですから手間暇かけて5年間やってきましたが設備投資を別にしても年間人件費を払って少しの黒字しかありません。買っていただくお客様には凄く魅力のある商品でも、運営会社の私共には利益が少ないのです。 しかしそれは分かって5年間我慢してやってきました。その理由は(1)会員数を一定以上にするため。(2)基本的なソフトのバグ潰しのため。(3)運営上のミスや事故をなくすため。(4)ネット販売の実績をつくって信頼を得るためでした。そしてやっと本格的なゴールドクラウドの販売を始めることになりました。それが『アパート・マンション』高齢者住宅の『サ高住』『障がい者施設』への建設資金の融資を行うクラウドファンディングです。 次にもう一棟建てたいのに銀行からの2億円・3億円の融資が難しい人に代わって、ゴールドクラウドが資金を集めて建設を行います。そして建設したかった会社に運営をしてもらって、その運営会社はゴールドクラウドに家賃を払います。その家賃でクラファンの配当利回りを払います。その運営会社は家賃を支払っても手元に運営利益が残りますので、それを5年間くらい積み立てると数千万円の資金が残ります。そしてその資金を自己資金にして有利な銀行融資を実行してもらって、ゴールドクラウドから建物を再購入するというスキームになります。これは建設資金の不足する運営会社さんにとってはすぐに経営ができる効率の良いクラウドファンディングの新しい形だと思います。さて上手くいきますでしょうか。第一号が今計画されています。 そうすると、今までと違ってゴールドクラウドは手数料だけでなく、建物を所有しますので負担が大きくなった分の経費をいただきますし、建物の建設利益や建物の転売の利益が見込めますので、やっと売上や利益が大きくなるクラウドファンディングになるのではないでしょうか。5年間経過してやっとゴールドクラウドがやりたかった事業の形になってきましたので、私も喜んでいるところです。 私の全ての事業経営の基本は、人のやらないことをすること『オンリーワン』と人のできないことをする『ナンバーワン』なのです。この経営戦略を実行することは苦労の連続なのですが、『マーケティング』や『イノベーション』を繰り返して1つ1つ新しい商品やサービスを創ることは楽しいことです。そしてお客様が喜んでいただければ、それが会社の存在価値にもなるのです。 私達の会社は『生活の未来を創る』が使命として掲げられていますので、これからも1つ1つ顧客のお役に立てる商品を創り続けたいと念願しています。
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