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箱貸しからの脱却 その2の続きです。

暮らし方に価値を見つける

デフレの時代の競争として象徴的なものに、牛丼屋の値下げ競争がありました。ワンルームもあのような熾烈な値下げ競争になるのでしょうか。

安いからと言って三食いつも牛丼や100円ハンバーガーを食べていたら栄養が偏ってしまいます。ひたすら安い部屋を求めて、お独り様がワンルームにお籠もりになるのも、何か人間性が偏りそうな気がします。

箱貸しでは、豊かな生活に必要な価値を手に入れるのは、すべて借りた人の責任です。創造性に富んだ人なら、いろいろと工夫して、豊かな生活が送れますが、世の中にそんな人はあまりいません。

例えば、親元を離れた学生は、学生寮に入る場合もありますが、普通はもっと自由を求めて、ワンルームで一人暮らしを始める場合が多いですね。

これが、オーストラリアやアメリカだと、(ワンルームないですけど)何部屋もあるアパートや一軒家を友達と借りてシェアーして住みます。

また、オーストラリアやアメリカだと、若い人がマンションを買った時にも、空いている部屋を人に貸してローンの返済の足しにするということを良くやります。

(続く)

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