(image) よく、特別養護老人ホームには待機者が全国で約42万人いるから、サ高住の入居募集は困りませんよ♪♪とお話をされる方がおりますが、本当に困らないんでしょうか?確かに、42万人の方は特養に申し込んでいますが・・・現在申し込んでいる31%の方は「順番が来ても入居しない」と回答しています。ではなぜ?申し込むのか?将来不安があるからです。42万人の方が申し込んでいるが、全員が入所を望んでいない。では?待機待ちでよく3年とな5年とかかかると聞くがなんですぐに入れないのか?特養に入所出来るのは、ほぼ終日に渡り介護が必要な方。そうすると要介護3は状況に応じて入所対象になるケースもあるが、要介護1~3は入所対象外と考えるべき、なんとその方々は53.2%もいるんです。なので、優先入所からは外れるので当然、時間がかかると言えます。そもそも、本当に「介護難民」はいるのか?施設でも在宅でも受け入れができない高齢者のこと。厚生労働省が進める療養病床削減により、起こりうる問題のひとつです。長期療養の高齢者らが入院する療養病床の患者には、退院可能だが、施設の入所待、または家庭の事情で在宅の受け入れ困難な高齢者が多く、これらの高齢者が行き場を失い介護難民になると懸念されています。と言う事が、介護難民と言うことらしい。施設でも在宅でも受け入れ出来ない高齢者。どんな方なのか?介護度が高ければ当然、特養は優先入所者となり、入所できる可能性が高い。在宅では厳しい?それは、家族の問題なのか?一人暮らしまたは夫婦のみ世帯だからか?もしくは、医療ニーズが高すぎて、受け入れ困難なのか?経済的な理由で困難なのか?色々な事が考えられる。例えば、経済的に厳しいと言う場合、しかし、介護度は軽いので特養には中々入所出来ない。じゃぁ!!サ高住で受け入れる。そう簡単な問題ではない。そもそも、サ高住で受け入れるとなると、月額10万円でも厳しくなる。国民年金で6万~7万円食事込み介護保険1割負担込みで家族の支援も受けられないと考えると。採算が厳しい。そうすると、生活保護を申請させれば、問題が解決できると考え、生活保護を申請して受け入れるサ高住もある。確かに、必要な措置かもしれないが、本当にそれが、介護難民をなくす方法なのか?と常に考えます。生活保護受給者を大量に増やすだけではないか?そもそも、サ高住をやる「目的」はなんなのか?何がしたいのか?そこをしっかりと考えないと、根本的に失敗する。目的を明確にして、対象をしっかりと定める。そして、マーケティングをして、事業計画を作成し、検討し、決断する。待機者が沢山いるから!!介護難民をなくしたいから!!などと考えて、サ高住がうまく行くほど「あまくない」それが、現実です。まずは、目的からしっかりと考えましょう!!サ高住・介護ビジネスのご相談はお気軽に!!
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