厚生労働省は6日、2014年5月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、5月時点の生活保護受給世帯は前月比2,852世帯増の160万3,093世帯となり、過去最多を更新した。増加は2カ月ぶり。生活保護受給者数も前月比5人増の215万9,852人と、同じく2カ月ぶりに増加した。(マイナビニュースhttp://news.mynavi.jp/news/2014/08/06/275/)高齢者で要介護世帯をターゲットにした「要介護型サ高住」も増加している。一昔前の営業トークでは、特養の待機者は42万人いるので、特養並みに金額を設定して月額10万円前後ならすぐに満室です!!今は、変わり特養の待機者も10万人増え、52万人います。生活保護の要介護高齢者世帯も増加していますので、上限を生活保護世帯に合わせれば、入居者はすぐに集まります!!(image) では、10万円前後のサ高住はどこでも満室か?当然、そうではない。全国で高齢化率の最も高いと言われている福岡県大牟田市。そんな大牟田市内のサ高住で10万円前後の物件も入居苦戦をしている。入居率数%~10%台なんて言う物件もある。どういう事が言えるのか?10万円前後では安さを感じないと言う事。まわりを見渡せば、10万円前後のサ高住はもうゴロゴロしている。別に特別な事ではない。関東近郊で、東京都内から生活保護世帯を引き受ければ大丈夫だよ。という方もいるが、「甘い」何で甘いのか?私の知りあいで高齢者住宅の紹介業務を行っている営業マンがいますが、日々、都内の区役所を営業で歩き、関係を構築して、都内の地域包括、居宅もバンバンと営業しています。もちろん、都内の事業者ではなく、「北関東」の事業者です。ニュースが、生活保護世帯が急増!!高齢者世帯が最多・・・とか流れると、何も考えずに「これだ!!」と考えるのではなく、計画地の需要を読み、どんな物を仕掛けるか?その目的を明確にしてまずは、市場調査から入る事をお勧めします。良いですか?建てれば入る。そんな時代は「終わり」ました。
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