こんにちは。建築コンサルタントの西田芳明でございます。前回の続きの全てのニーズは一つのサ高住で受入れ可能か。という問題ですが、答えはNOです。たとえ暮らせたとしても、収益はなかなか上がらないと思います。というよりも、理念がない施設には入居者もスタッフもついてこないので、1、2年はどうにかしのげても、3年目からは考えなくてはならないと思います。では、どのように考えていけばいいのでしょうか、開設のステップは5段階あります。まずは立地です。繁華街や山の中は避けていくべきです。次にサービスの選択と入居者層の選択です。どのような入居者をターゲットにするかです。その次には料金設定、賃料はいくらなのか食費はどうするのか、その他のサービス費用はもらうのかなどです。サービスの選択に具体的な金額をのせて、近隣の相場とあわせていきます。次にプランニング、ゾーニングです。導線計画で2~3人のスタッフを減らすことが可能になります。そういった計画をへて、スタッフの採用を行い、入居者の募集を行って行きます。サ高住はどんな色にでも染まります、ですから運営する事業者は、コンセプトをしっかり持って、どのようなサ高住にしたいのかを明確にして、運営することが大事になってくると思います。 私たちも、いろいろなコンセプトのサ高住を開発させて頂き、地域のネットワーク化を図っています。入居者の選択、サービス付き高齢者向け住宅の定義の再構築をしていくことが必要です。
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