◆2013年の 賃貸・不動産業界を大胆予測!消費税増税の影響はどんだけ~?◆

早いもので元日。2013年はどのような年になるのだろうか?今日は2012年の市況を振り返り、そして2013年の市況を予測してみたいとおもいます。2012年 市況は パッと見 足踏み感あり、冷え込んでいるのかと思いきや、複数の業界関係者と話していると、個人の不動産投資はかなり過熱していたようです。(かく言う私も 一物件購入しました。)とりわけ、保有資産が数億円の富裕層による、数億円程度の小規模のマンションの一棟投資を中心に、1年を通じて注目度が高かったです。(私の周りでも 購入した人がソコソコいました。)高収入サラリーマンなどによる、ファミリーマンションやワンルームマンションの投資意欲も同様でした。 さて、13年の賃貸不動産市況はどうなるでしょうか? それを考える上で、市況を大きく左右する要因が、14年4月に実施される「消費税率のアップ」です。

◆消費税増税でどうなる?◆

消費税の増税法案は 民主党政権下ですでに成立し、14年4月には8%、その約1年半後の15年10月には10%になります。自民政権でもおそらく・・・。 消費税増税が業界にどう影響するかを見通すために、1997年に増税が行なわれたときを思い出してみたいと思います。 消費税が3%から5%に増税された97年の業界は、かなりの駆け込み需要が見られました。たった2%という考えもあろうが、住宅のような大きな買い物になると2%はかなりの違いです。 しかし、この97年の時は、不動産市況がかなりの下げトレンドだったため、消費税が上がった後に購入しても、不動産そのものの価格が下がっていたため、増税を吸収することになり、結果的に価格押し上げを感じることはなかったのではないでしょうか?さて、今回はどうなるでしょうか? 97年から15年以上経過し、「消費税=5%」という環境下に慣れた感もあり、国民にとって今回の増税は段階的とはいえ、2倍の10%になることは負担増の感覚は強いでしょう。一般論ですが 物件購入を考えている人は、消費税増税前に購入したほうがいいかもしれません。具体的には、引き渡しを14年3月まで、あるいは引き渡しまでの期間が長くなることが予測されるなら、契約を13年10月までに済ませれば5%が適用されます。 しかし、消費税増税のことに振り回されず、じっくりと選びたいという方には、中古物件(マンション・一戸建て)という選択肢もあります。 なぜなら、個人が売主である場合が多い中古物件については非課税であり、増税の影響を受けないからです。ただし、仲介業者に払う手数料には消費税がかかりますが、100万の手数料で3万円の増税となります。しかし、物件価格に対する増税インパクトと比べれば、圧倒的に少額といえます。

◆2013年の不動産市況は活況を見せるという声は多い!◆

結論ですが、私の予想も 「今年はさらに不動産投資が活発となる」です。都心の地価、オフィスビルの単価は上昇する可能性が高いのですが、リスクヘッジとしての分散投資で 地方・海外で何を選択し どう経営して行くか?その選択と集中が 数年後に確実に結果として現れます。私もしっかりと取り組み、良きアドバイスが出来ればと思います。よろしくお願いします。ご相談・問い合わせは コチラ
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