去る8月23日(土)、岡崎市竜美丘会館にて、第40回あいち資産形成倶楽部 定期勉強会を開催しました。テーマは「相続税対策の事例研究II」44名の方にご参加いただき、講師の松葉先生のお話を熱心に聞かれていました。今回はその内容の一部をご紹介していきます。冒頭では、多くの関心が集まっている今後の消費税の増税について話題がありました。現状世界的に見て、日本のように国民保険と社会保障があり、消費税がこれだけ低い国はあまり無いそうです。アメリカは小売売上税が低め(州市で異なり0%~9.75%)ですが、自主自立の気風があるので福祉よりも増税の警戒心が強く、国民皆保険がありません。また、社会保障が充実しているといわれる北欧などでは消費税が20%を超える国も少なくありません。それらを考えると、今後の消費税の増税が現実味を帯びてくるように感じます。このように最近の政治経済の話題を、松葉先生独自の視点から話が始まり広く展開していきます。物事の本質を、なぜ・どうしてと深めて話が進みますので、参加者の中には松葉先生の時事的な話題を楽しみに毎回参加される方も多くいらっしゃいます。本題のテーマである相続税対策について、前回講演の相続税改正に関する復習をした後、具体的な相続対策の事例研究に進みます。松葉先生のお話はまず基本をしっかり理解した上で、実例などを交えたお話を聞くことができ、初めて参加される方でも分かりやすく聞くことができます。例えば、「1物4価」と呼ばれる土地の評価について。土地の評価には4種類があります。・時価(実勢価格)・公示価・路線価(相続税評価額)・固定資産税評価額では、なぜ4つの価格が存在するのか、どのような関係なのかまで掘下げた内容となり、より深く理解することができます。次回はその内容をご紹介していきます。
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